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ベータ値をポートフォリオに活用する

ベータ値について


ベータ値とはポートフォリオにおいて銘柄を選択する時に参考となる指標のひとつです。現代ポートフォリオ理論の中では基本的な数値として活用されています。自分が実際に使用するかどうかは別として、どのような数値でありどのような使われ方をするかを理解しておくことは大事です。ベータ値を簡単にいますと個々の株価と市場の連動性を数値化したものです。ベータ値を見ることにより市場変動に対する連動性の相関関係が強いか弱いかを知ることができるのです。それとも逆の相関関係についても見極め安くなります。

ベータ値を求める


ベータ値を算出するには、個々の投資対象の平均リターンと市場全体の平均リターンを用います。個々の平均リターンを市場の平均リターンで割った値がベータ値です。個々と市場の連動性を見ることができます。例えば、ある銘柄のベータ値が2.0であったとします。この数値は市場の動きの2倍の数字で上昇、あるいは下降をするということを意味します。つまり、市場の変化に非常に敏感な銘柄であると言えます。逆にベータ値が低ければ、市場の変化に左右されないことになります。もちろん、これらは過去のデータに基づいているものですから、将来における銘柄と市場の関係を予測しているわけではありません。しかし、銘柄の性質を知るという観点では非常に重要な数値であると言えます。

ベータ値の活用方法を考える


このベータ値を使って、ポートフォリオの安定した仕組みをどのように組み立てるのでしょうか。標準のベータ値は計算方法からわかるように1になります。したがって、ポートフォリオで組み込んだ投資対象の全体のベータ値が1になるように、投資対象を選定すれば安定していると評価できるのです。もちろんこれだけでポートフォリオが完全なものになるわけではありません。別の材料を基にして組み込んだポートフォリオに対しても、このベータ値の観点からの評価を行うといった使用方法を使うことで、より強固なポートフォリオが出来上がっていくのです。

ベータ値で使用するデータの取り方


実際にポートフォリオに対してベータ値を適用する場合には、そのデータを取るにはドン程度の期間を対象とすればよいでしょうか。個々の銘柄の性質で当然変わってくることになります。ベータ値が確実に算出できる銘柄と、不確定要素の大きい銘柄などいろいろでしょう。時には市場と連動性が高いことを示すけれども、あるときには連動性が低い子tもあるでしょう。しかし、これは十分予想の範囲内といえるでしょう。ターゲットとする銘柄のある期間でのベータ値がその後の株価の変動にどの程度合致したかを見ることで判断できます。いずれにしても、ベータ値は万能ではありませんから、完全な将来の予測を決定することができないのです。
提供:Wealth Research&Report

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