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ドバイにおける金融危機情報

ドバイにおける発展

ドバイでの金融危機も深刻な状況になってきました。ドバイはアラブ首長国連邦であり、1970年代から大きく変化を続けています。特に2003年からはめまぐるしいほど発展してきました。2004年には原油の値上がりが好影響となり、2005年には経済成長率16%となっています。2007年では国民総生産(GDP:Gross Domestic Product)は日本円で6兆円にもなっています。ドバイには日本だけはなく海外の大手企業がたくさん進出しており、中東のシンガポールと呼ばれています。中東を代表する金融センターなのです。高級リゾートやホテル、別荘、それから超高層ビルが立ち並んでいます。ドバイへは世界中から多くの観光客が集まってきます。すべてが順調と見えていたドバイですが、少しずつながら、金融危機の影響が出てくるようになりました。

バブルの崩壊

大きく経済成長を遂げていたドバイですが世界中が襲われた金融危機の前ではバブルの崩壊という結果となりました。多くの資金を集めていた大型プロジェクトが進行中でしたが、夢のような未来都市計画は2008年の12月に崩壊してしまいました。別荘などは高価格で売り渡されていましたが、すでに不動産価値は半減してしまいました。株価も3分の1です。同じようにして湾岸諸国の株価も急落していきました。華やかで贅沢な住宅をはじめ、リゾート、オフィスビルディングなどの不動産への投資は、今までのような成長は見込めませんから再検討を迫られることになります。

予期できなかった事態

アラブ首長国連邦は湾岸諸国であり、石油からの収入があります。他の国のように金融危機問題が襲ってくるとは誰も考えていませんでした。当時、金融危機の突風は治まることを知らず、世界中に広がっていく状況でした。この状況にアラブ首長国連邦の人々も不安に駆られました。今回の危機では、アラブ首長国連邦の金融機関でもひとつも破綻してはいません。しかし、金融機関の中には危機的状況のところもあります。金融市場から540億ドルの資金が海外に流出しました。

現状における苦悩

2008年11月のドバイ政府の発表です。政府とその系列の企業での負債総額は800億ドルであり、資産額は3,500億ドルであると明言しました。このような明確な数字を表明することは、今後の対応を考えていくと妥当であったと考えられます。その後、株価の急落、銀行間取引の麻痺や、外国の株の下落が起こりました。さらに原油価格も下がったため、不動産バブルの崩壊に至りました。

過去における成長と自信

中東では今まで戦争や紛争が繰り返されてきており、社会情勢は常に不安定でした。そのような中で、アラブ首長国連邦は懸命な努力により経済成長を維持してきたのです。今回の危機においても、諦めることなく自信を持って対応しているようです。世界中で一番の成長を続けてきた国々なのです。今後も起こる金融危機の荒波の中でも、堅実な成長を維持していくことでしょう。
提供:Wealth Research&Report

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