中国における金融危機
中国での影響
興味深い国は中国です。今回の金融危機に対してどのような対策をとるのでしょうか。他の国に比べると大きな影響は受けていないと言えるでしょう。もちろん、影響が全くなかったわけではありません。諸外国の経済が停滞していた間に、この中華人民共和国は経済大国への成長を成し遂げていたのです。国内の4大商業銀行を見ても、その全体の資産の数%程度の影響を受けたに過ぎません。それほどに成長していたと言えるのです。金融事情に対しての考え方
1997年に起きたアジアの通貨危機を覚えている人も多いでしょう。中国の通貨である人民元の切り下げが世界の注目を集めていました。この時、切り下げを見送ったことによって今回の危機の影響を避けることができたのでした。中国政府の判断を称賛する人も多いようです。それに対して、アメリカの金融政策は強く非難されています。その政策によって世界中が経済的影響を被ったことは否定できないからです。今まで以上に、中国の金融政策や銀行の運営の姿勢が注目されていくでしょう。これからの中国
金融危機の影響は少なかった中国ですが自国の経済が急変しておりその対応を迫られています。オリンピックでの特需によるバブル、そしてその崩壊と経済的には問題を抱えています。今年2009年というのは、新中華人民共和国として建国60周年の年であり、天安門事件からの20周年でもあります。この一年は中国にとって、どんな年になっていくのでしょうか。問題を抱える中国
中国で失業者が増えているということはあまり知られていません。この原因は新労働契約法が施行されたことによるものです。企業が雇用を控える傾向が強まっているのです。大学を卒業した人々の求人状況も低迷しています。国内消費は国民総生産(GDP: Gross Domestic Product)の4割にも満たないと言われています。ほとんどが輸出に依存しているということの裏付けです。中国政府の対策としては国内の需要を掘り起こしていくことを考えていますが、容易に解決するとは考えにくい状況です。世界の中心になれるのか
中国が世界の中心になるであろう、またはすでになっていると考えている人は多いようです。金融危機の影響をあまり受けなかったこともあり、実質的に世界の中心的存在になっているというのです。「made in China」という商品は世界中にあふれており、それへの依存度が大きすぎるとも考えられます。2008年からは経済の進展度合いは少し鈍化していますが、他の国に比べれば悪いわけではありません。2009年では、国内の需要に目を向けていく必要があるでしょう。おすすめの記事
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