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金融危機はアメリカから始まった

アメリカにおける金融危機

アメリカで始まった金融危機による世界中の被害は大きなものでした。現在の世界不況の中で、当事者であるアメリカのおかれた経済状況と今後打ち出そうとしている対策について考えてみましょう。今までの8年間はブッシュ政権でした。これからはオバマ新政権となります。アメリカ国内だけではなく、世界中の人々が期待を寄せており、どのような姿勢で臨むのでしょうか。

金融危機の始まりを振り返る

アメリカのサブプライムローン問題と住宅バブルの崩壊がその発端でした。その後世界金融危機は大手金融機関の破綻と株価の大暴落へと続きました。この危機はアメリカ国内だけではなく、そこから世界中へと急速に拡大していったのです。

増加する失業者

金融危機の影響で米国の雇用状況は最悪の水準になってしまいました。企業の破たんや倒産も多いですし、労働者を雇用できなくなってやむを得ずリストラを行っている企業も少なくありません。米国の失業率は2008年11月では6.8%でしたが、12月には7.2%と急速に悪くなっています。失業率が増加すると株価に悪い影響を与えてしまいます。そのため、オバマ新大統領は雇用対策に注目しています。目標としては300万人の雇用創出です。また、医療、教育そしてエネルギーの分野の新しいインフラに優先的な投資を考えています。21世紀に向けて競争力を高める必要があると考えているためです。

オバマ新大統領の資質

ブッシュ政権の置き土産であるさまざまな課題に対して、オバマ新大統領はどのように対処していくのでしょうか。アメリカをいい方向に変えてくれるものと信じている人は、かなり多いと考えられます。正式には1月20日の就任式まではまだ大統領ではありませんが、彼の意気込みはかなりなものです。アメリカの経済を立て直すための対策について様々な仕組みを考えているでしょう。

アメリカの今後

2010年にはアメリカの景気は回復すると見ている専門家もいます。しかし、それは楽観的すぎる見方だと考えられます。また、失業率は下がらずに2009年、2010年と上がっていくとの予測もあります。その中でオバマ新大統領はルーズベルトが世界大恐慌の時に行った、ニューディール政策を参考にして対策を立てているようです。それから、金融危機を起こしてしまったことを重く見て、金融市場の規制を強化する姿勢も明らかにしています。オバマ新大統領の手腕に期待されます。世界経済の救世主としてオバマ氏を待っているのです。
提供:Wealth Research&Report

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