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世界金融危機の現状はどうか

世界が襲われた金融危機

世界中の各国に、相当悪い影響を、金融危機は与えてしまっているようです。アメリカのサブプライムローン問題が取り沙汰されてから、2007年にはアメリカの住宅バブルが崩壊しました。住宅価格の下落が始まったのです。2008年9月中頃にはアメリカの大手証券会社のリーマン・ブラザーズが破たんしました。非常に衝撃的なニュースとして世界中に流れました。同月下旬にはアメリカ下院が金融安定化法案を一時的にせよ否決したため、ニューヨークの証券取引市場で、777ドルという歴史的な株価の大暴落を起こしたのです。

暗黒となった一週間

株価の暴落はニューヨークだけではなく、ヨーロッパをはじめとする世界中に影響を拡大していきました。2008年の10月6日から10日までの一週間は後に暗黒の一週間と呼ばれるほど、株価の暴落が続きました。この時には、インドネシアやロシアでは株式市場の閉鎖に追い込まれました。ロンドンやニューヨークでも株価が下落していました。日本も歴史に残るほどの大きく影響を受けており、日経平均が暴落し平均株価も大幅に下落しました。

各国がとった金融危機対策

世界金融危機の影響から抜け出すことは容易ではありません。それでも緊急の対応が必要ですので、各国の中央銀行と国際通貨基金(IMF:International Monetary Fund)は対応を急ごうとしています。イギリスでは6,910億ドル(4,000億ポンド)という額の対策を立てています。もちろん、国によって最適な対策は異なってきますので、それぞれの国の事情に応じて、興味深い対策を考えているようです。香港の例を上げると、香港の銀行に個人口座を持っている人は2010年まではその全額が保護されるということです。


膨大となった損失額

世界金融危機による損失額は世界中でどのくらいの金額になるのでしょうか。国際通貨基金が2008年10月に発表している見込みによれば、その損失額は実に1兆4,050億ドルに上るとみられていました。しかし、現実にはそれよりもはるかに多い21兆ドル(2,000兆円)にもなっていたのです。ほとんど、想像できない金額です。国際通貨基金の予想と実際が大きく異なってしまったのは理由があります。国際通貨基金はアメリカのローン、証券のみを損失額の対象に入れていなかったからです。

金融危機が人々を苦しめる

今でも世界金融危機の影響は広がり続けています。新聞の報道によると、92億ドルもの財産を持っていた大富豪が、絶望して自殺を図った事件がありました。危機により業績不振に陥っていたのです。人が命を捨てるほど、混乱に満ちた金融危機ですから、早急な解決を図って、将来への明るい展望が開けることを期待しましょう。
提供:Wealth Research&Report

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