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オルタナティブ投資の個人向け投資信託としての機能

個人向け投信とオルタナティブ投資


オルタナティブ投資の対象となる金融商品は、機関投資家向けのものがほとんどだったが、近頃は、個人投資家でも投資できる商品がいろいろ出てきている。投資信託についても、ロング・ショート運用を行うファンドや、不動産投信に投資を行うファンド・オブ・ファンズ等、公募のファンドが販売されるようになってきた。新商品として、投資対象を日本とアジアのヘッジファンドに特化した「アジア ファンド・オブ・ファンズ連動型投信(愛称:アジア フォーカス)」というものも登場している。

不動産投資信託


オルタナティブ投資での投資信託の代表的なものに、不動産投資信託(REIT)がある。不動産投資信託(REIT)は、多くのの投資家から集めた資金で「不動産」を購入し、そこから生じる賃貸料や売却益を、投資家に配当(分配)するシステムとなっている。不動産物件への投資を行うことは、資金の問題などから個人だと簡単には行えない。これに対して、不動産投資信託を利用することで、多額の資金をもたない個人でも、不動産投資を行えるようになった。

いくつかのヘッジファンドを組み合わせたファンド


不動産は、株式や債券とは異なるリスク・リターンの性質を持っていることから、オルタナティブ投資による分散投資の対象としてとても有効なものと言える。オルタナティブ投資の運用手法の一つに、複数のファンドを組み合わせ、一つの投資信託として運用するファンド・オブ・ファンズがある。ファンド・オブ・ファンズを経由することで、一般投資家が投資することのできない私募形式のファンドや、投資最低金額が多額なファンドに対しても、投資が出来るようになる。

安定したリターンを得るために


高い運用スキルと豊富な情報を持つファンド・オブ・ファンズの運用者が、異なる投資戦略や投資対象のファンドを組み合わせ、分散投資をすることで、リスクを抑えつつ安定したリターンを目指す。購入者にとっても、いくつかの投資信託の選択をする手間を省く事ができる。

いろいろなファンド・オブ・ファンズ


ファンド・オブ・ファンズには、日本を含むアジア地域(オセアニアなどの太平洋地域を含みます)の資産に投資を行ういくつかのヘッジファンドを組入れるアジアフォーカスの他にも、外国人への投資制限がある中国A株へのアクセスを可能にし、香港、台湾と中華圏3市場に分散投資したロングショートファンドの、チャイナ・ファンド、ノムラHFRストラテジー、リクソーヘッジファンド連動型、ヘッジファンドe501、などがある。
提供:Wealth Research&Report


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