オルタナティブ・インベスターズの運用テクニック
独立系運用会社の発展
従来型の運用会社や運用手法への不満からか、最近では、日本の投資世界でも、独立系運用会社の存在感が高まっているようだ。アメリカでは、専門性を売り物にした小規模の運用会社が数多く存在している。日本ではまだこのような状況には達していないが、オルタナティブ投資への関心が高まっているのは事実である。日本の市場が変わり始めている。東京の港区に本社を構えるオルタナティブ・インベスターズは、株価指数先物に特化した運用の助言を手掛けている。
独自性を持つオルタナティブ・インベスターズ
この先、このような独立系運用会社が成長していくと考えられている。オルタナティブ・インベスターズは、個別対応の運用助言業務、海外私募投資(AIマネージド・フューチャーズ・ファンド)への運用助言業務、国内外ヘッジファンドのサブアドバイザー業務など、独自の資産運用システムを核として、運用助言業務を行っている。オルタナティブ・インベスターズが得意とするマネージドフューチャーズは、ヘッジファンドと並ぶオルタナティブ投資(代替投資)の一つで、先物・オプションに投資するファンド及びアカウントのことである。
徹底されたリスク・マネージメント
オルタナティブ・インベスターズは、株や債券、ヘッジファンドともほとんど相関せず、イベントリスク(米同時多発テロのような突発的事態)にも強く、緊急事態におけるヘッジ機能があることから、注目されている。オルタナティブ・インベスターズは、1.新しい運用手法の提供。2.中長期(1年~)的な視点で運用収益を追求。3.顧客の立場で誠実をもって助言を行う。このようなことを経営哲学としている。さらに、運用システムとして、売買は機械的判断に従い、取引執行の確実性を確立するなど、リスク・マネージメントを徹底させたシステムを得意とする。
新しい運用手法の研究開発
常に、新しい運用手法を研究し、収益チャンスの拡大を図り、目の前の利益追求のために、リスクをとることはしない。一番の目的を長期的に安定した運用収益とし、顧客の立場で顧客の利益を優先させる。これらのことは、オルタナティブ・インベスターズの経営哲学となっているが、オルタナティブ投資の理想とも言える。これらに加え、関係法令等を守り誠実をもって助言を行う、ともしている。
オルタナティブ投資に強いことが今後のポイント
これからの日本の資産運用ビジネスは、投資家の裾野が広がるにつれ、マーケティング力や販売支援力のある大手の運用会社が有利となる。また、運用や商品の供給面でも、分散投資が進む中、オルタナティブに強い運用会社が勝ち残るのでは、と見られている。このような中、充実したサービスや、様々なユニーク商品の供給をしているオルタナティブ・インベスターズは、より一層大きな存在となってくるかもしれない。
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