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日本の着物の芸術的価値

着物に対する国際的な評価

着物は、日本の伝統を今も昔も代表するものの一つであると言えるでしょう。和服は生地や柄、素材、様式の多彩さ、着つけの独創性、またそのデザイン性の高さ、美しさなど、どの観点から言っても世界の中で最もすばらしい伝統衣装の一つであると言われています。またこの日本の着物が日本人の体型や雰囲気に非常にマッチしていることから、京都の舞妓に代表されるように日本情緒を代表するものとして愛され、多くの外国人観光客にとって日本を訪問する時の楽しみとなっているようです。最近は、映画などでも日本の着物が登場するものがよく取り上げられることから、さらに世界からの関心度は高まっているようです。

アンティークとしての着物の価値

昔も今も常に美しさを追求してきた日本の着物は、一枚一枚が完成された仕上がりとなっているものです。そのためアンティークとしての着物の価値は高く、単なる衣類と見過ごすことはできません。特に着物は各家々で宝物のように大切に受け継がれていることから、掘り出し物にもけっこう出会えるのが魅力です。もちろん、古ければなんでも良いというわけではなく、保管状況、質の良さ、柄や色合いなどアンティークの着物としての価値を左右する幾つかの基準があります。実際、最近は中古の着物を扱うショップなども増えていますが、昭和初期のものでも安いものになると10000円以下で売られていることも決して珍しくはありません。

アンティーク着物の人気の秘密

明治時代から大正時代にかけての着物は、アンティークの着物として最も人気が高いようです。この時期のものは瑠璃色の使い方が大変美しいものが多く、また著名な日本画家の下絵となっている絵が着物の模様として使われているものも時折見受けられます。アンティークとしての価値にとどまらず、芸術的な価値も非常に高いものが見つかるかもしれません。

素材としてのアンティーク価値とは

たとえアンティークとしての価値が非常に高い着物であったとしても、それを実際に着たり、飾ったりするのはもったいなくて・・・と敬遠する人も中にはいらっしゃるかもしれません。しかし、着物には古代裂としての価値もあることをご存知でしょうか。古代裂とは織物の裂地のことです。これは年代ごとに上代裂、名物裂、時代裂などに分けられますが、日本の歴史を通じて江戸時代まで使われてきた布地のことを指しています。それを再利用して活かそうとするのが日本のアンティークならではのすばらしさであるともいえるでしょう。また、最近は昭和初期までの裂地を含めて古布と呼ぶこともあります。それらの見事なデザインの裂地を再利用して小物を作るなど、趣味や実用に使うところが、日本のアンティークを楽しむ気軽な方法のひとつであると言えるでしょう。ぜひ自分に合った活用の仕方をしていただきたいと思います。
提供:Wealth Research&Report


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