ETFのベンチマークとなるMSCI指数について
グローバルな株価指数「MSCI指数」
「MSCI指数」をご存知ですか。Morgan Stanley Capital International(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル社)の頭文字を取ったものです。世界的な株価の基準となる指数のことです。その中に「MSCIコクサイ指数」というのがあって、それは日本の機関投資家が国際的に分散投資をする時に用いるグローバルな株価指数なのです。ベンチマークと呼ばれ、市場全体の状況を把握するためのものなのです。
ETFの代表的なもの
MSCIコクサイ・インデックス・ファンド(ティッカー:TOK)をご存知ですか。これは2007年12月にニューヨーク証券取引所に上場されたETFです。主に日本の投資家が外国に投資する際に利用するETFの代表的なものになります。このTOKの対象国は日本を除く先進国22カ国で構成されています。驚くべきことに時価総額の85%をカバーしているというので、TOKに投資をすれば、外国の株式市場全体に投資することと同じことなのです。
国際分散投資を念頭に置いたポートフォリオ
日本の投資家であれば、このようなポートフォリオを組むことが理想だといえます。「MSCIコクサイ・インデックス・ファンド(ティッカー:TOK)」と「TOPIX(東証株価指数)に連動する国内ETF」をあわせるのです。そうすれば、日本国内と先進国22カ国を含めた国際的な分散投資が十分にカバーされているポートフォリオになるのです。また、比較的少額の資金で済むことが魅力ともいえます。たとえばアメリカの投資家であれば、「MSCI EAFE指数に連動したETF」と「S&P500指数に連動するETF」を組み合わせたポートフォリオで投資すれば、分散投資できます。
新興国ETF
中国・韓国・ブラジル・ロシア・南アフリカ・インド・メキシコなどは新興国といわれています。それらの国を含む25カ国の新興諸国をカバーするのがエマージング指数の連動を目指すETFです。「iシェアーズ MSCI エマージング・マーケット・インデックス・ファンド」と呼ばれ、新興諸国の株式市場の時価総額85%のカバーしているものです。その対象企業の多くがエネルギー・素材・半導体企業で、流動性が高く、海外の投資家にも大変人気のある銘柄です。
MSCIエマージング指数のとリスクを考える
新興国に投資するのはリスクがあり危険だと考える人が多いと思います。また新興国1カ国に投資するのが最も危険だといわれています。そこで新興諸国市場を投資対象としたETFならリスク分散できるので安心して投資を行うことが出来ます。MSCIエマージング指数というものがあって、これは中国と台湾と韓国で全体の約4割をこの3市場が占めているので、実質的にはアジア地域の市場と見ることが出来ます。またMSCIエマージング指数は比率は低いもののイスラエル・パキスタン・ヨルダンといった国が含まれますので、国家的なリスクが大いに考えられます。
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