プチ富裕層って何?
プチ富裕層と金融商品
住友信託銀行が2009年1月にすみしんファンドラップという商品を発売しました。これは最低投資金額を1000万円以上に引き下げた新たな投資一任運用商品です。従来ではこの投資一任運用商品はラップ口座とも呼ばれ、最低でも3000万円以上が最低預入金額としていたのですが、投資額を引き下げる事でこれまで富裕層をターゲットとして限定していた顧客をプチ富裕層と呼ばれる層にまで顧客対象を広げた事で市場の拡大を目指しているのです。このプチ富裕層を対象としたビジネス展開は大変注目を集めている商品となっています。
ラップ口座について
ラップ口座とは、運用資産口座と呼ばれている金融商品です。これは富裕層ビジネスとして展開をしてきた商品で大変好評なものとなっています。住友信託銀行では2007年の2月にこのラップ口座に参入したのですが1年間でなんと預かり金額が80億円を突破するほどで大変好調な商品となっています。このラップ口座に関する関心の高さに意識を傾け、プチ富裕層と呼ばれる層にませ顧客対象を広げようと市場拡大に至ったのでした。これは住友信託銀行だけでなく、その他の金融機関にも言える事で、多くの金融機関においてこのプチ富裕層への市場拡大は様々な動きを見せています。
プチ富裕層の定義
プチ富裕層については、明確な定義付けがあるわけではありません。これは他の富裕層や超富裕層にもいえる事ですが、定義つけられている富裕層の形はそれぞれなのです。ちなみに一般的に使用されている富裕層の定義では、野村総合研究所の定義がありますが、これにはプチ富裕層と言う定義はないのです。ではプチ富裕層とは野村総合研究所でいうところのどの区分に当てはまるのでしょうか。
プチ富裕層はアッパーマス層?
野村総合研究所が定義している富裕層においては5つに区分されています。純金融資産の保有が5億円以上の超富裕層、1億円以上5億円未満の保有が富裕層、5000万円から1億円未満が準富裕層、3000万円から5000万円未満でアッパーマス層、それよりも下の保有としている層がマス層と言われています。プチ富裕層におけるビジネス展開を見てみると、野村総合研究所での定義としては、アッパーマス層がプチ富裕層に当てはまると考えられます。
プチリッチとは?
プチ富裕層とよく似た言葉にプチリッチというものがあります。このプチリッチもしばしば使われている用語でこの定義についても明確なものがありません。上記に記述したアッパーマス層を指すこともありますが、それ以外にも中流階級の上の辺りを指すこともある様です。プチ富裕層の位置している3000万円の純金融資産を保有している人たちをプチリッチというケースもありますし、年収が1000万円以上といった層をプチリッチと呼ぶ事もあるのです。つまりプチリッチはプチ富裕層よりもさらにあいまいな層という事になる訳です。
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