富裕層における世帯収入
富裕層の収入と基準
野村総合研究所が定義つけている富裕層の基準は様々な所で使われています。この野村総合研究所で基盤となっているデータは富裕層における資産の保有額です。この純金融資産額において野村総合研究所が区分している富裕層にそれぞれ分類されるという訳ですが、この基準では富裕層についての世帯年収についての概念がありません。野村総合研究所だけでなく殆どの場合が所得ではなく資産での分類が富裕層の分類の基準となっている様です。つまり富裕層の収入に関するデータはあまり見受けられないという事になります。
所得と資産の関連性
では所得だけを基盤として富裕層を定義つけてしまうとどうなるのでしょうか。これでは代々資産を受け継いできた富裕層、いわゆる相続リッチについては富裕層に含める事が出来なくなる可能性が出てきます。所得が高いという事は金融資産も持っているはずという考えで割り切り、野村総合研究所では純金融資産のみを推移して富裕層を定義つけているといえるでしょう。確かに高所得の方の消費活動においてはある程度の資産も必要となりますし、高収入であれば金融資産も保有しているとみなす方が無難といえば無難であると言えます。
フローと呼ばれる富裕層の定義
この様な定義における資産はストックと呼ばれています。一方、世帯収入や納税額、消費活動における金額等をフローと呼んでいます。国税庁で公示している全国における高額納税者は富裕層である事に皆さんまず異論はないと思います。もちろんこれも明確な定義があるわけではありませんが、納税額が世帯収入に準じているのは明確といえますのでここでは世帯収入を基盤とした富裕層の定義について考えてみましょう。
年収は1000万円以上
世帯収入を基盤とした富裕層の定義について考えてみると、平均的に年収2000万円以上の方が富裕層に区分されるかと思います。生活新聞などでは、この様な年収のラインを富裕層の定義として活用しています。ただ富裕層の定義としてはあいまいとも言え、年収1500万円以上とするものや、3000万円以上の収入を定義とするものなど、年収のラインが様々です。富裕層における年収の下限としては1000万円以上と言うものもある様ですが、これはどちらかといえば、プチ富裕層に区分されている事が多いようです。
年収1億円が富裕層
この様に、年収においても富裕層の定義付けは様々なものがある事がお分かりいただけるかと思いますが、一般的に富裕層といえる年収の金額は以前の様に億単位ではなくなっている感があります。反面未だに世帯年収が1億円以上の世帯において富裕層であるといった富裕層の定義もあるのです。日本のお金持ち研究という著書に書かれている富裕層の基準が全国高額納税者名簿なのですが、このデータを元に年間納税額3000万円以上をお金持ちと定義つけています。この定義に基づいて年収を算出してみると、年収に換算してなんと1億円以上の収入がある人が富裕層として定義つけられる事になります。
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