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拡大する富裕層マーケット

富裕層の増加


近年日本では富裕層が増加の兆しを見せています。それに伴い富裕層や超富裕層におけるマーケット規模もかなり拡大している傾向にあります。野村総合研究所の発表によると2005年の時点と比較すると大幅な増加の数値を確認する事が出来ます。2005年の時点では富裕層は81.3万世帯で亜67兆円、超富裕層は5.2万世帯で46兆円となっていましたが、2007年では富裕層が84.2万世帯で189兆円、超富裕層6.1万世帯で65兆円となっており、一目で富裕層のマーケット規模の増加が見て取れます。

富裕層と超富裕層のマーケット規模


富裕層と超富裕層を合わせたマーケット規模は90.3万世帯で254兆円にのぼります。富裕層における定義付けを行っている野村総合研究所の分析によると富裕層マーケットの拡大には2003年から2007年の半ばの間の株価の上昇が影響していると言われています。その他にも三大都市圏における不動産の地価上昇も要因としてあげられると言われています。地価の上昇した不動産の売買で金融資産を増加するというケースが多くあったと言う事になります。この様な背景がここ数年の富裕層の増加に影響を与えているのでしょう。

遺産総額が100兆円突破


野村総合研究所では相続マーケットの将来予測も発表しています。この相続マーケットでは大きな変化がおきるであろうと発表されています。これは資産の多くを高齢者の資産家が保有している為で、資産移転によって富裕層や超富裕層マーケットに新たな変化があると予測されているからです。被相続人の推計と予測では、2007年は84万人、2010年には90万人2015年には100万人と予測されています。不動産や金融資産の遺産総額も併用して増加すると見込まれており、2007年には85兆円、2010年には92兆円、2015年には102兆円という予測が立てられています。

アジアにおける富裕層マーケット


日本での富裕層マーケットの拡大はめざましいものがありますが、他のアジア地域と比較すると日本での伸び率は低いといってもよいかもしれません。メリルリンチとキャップジェミニが発表しているアジア太平洋地域ウェルス・レポートによると、アジア太平洋地域の2007年保有資産総額は8.4町ドルと発表されています。この数字は前年比で10.5%もの増加となっています。日本だけに限らずアジア地域においても富裕層マーケットはどんどん拡大しているのです。

シンガポールの富裕層


アジア太平洋地域ウェルス・レポートによると、アジアにおける純金融資産が100万ドル以上の富裕層人口は約258万人となっています。前年比平均で8.6%も増加しています。アジア地域での伸び率のトップはシンガポールでなんと前年比21.2%もの増加となっています。この数値を見てもお分かりいただけますが、富裕層マーケットの拡大が伝えられている日本での伸び率は5.1%となっていますので平均値にも届いていない事になります。アジア地域の中では伸び率が低い日本なのです。それだけその他の地域の富裕層拡大が著しいということなのでしょう。


提供:Wealth Research&Report

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