資産形成について考える
低迷する日本経済
世界で第2位の経済大国と言われている日本ですが、1980年代後半から1990年代のバブル崩壊後日本経済は長期低迷を続けています。2005年以降、ようやく少しずつ回復の兆しが見えてきましたが、バブル前ほどの勢いは感じられません。その間に中国の経済は急成長し、アジア圏でのトップの座を脅かす存在となりました。あと10年もすれば、アジアトップの経済大国は中国になるのではないかと予想されています。日本経済には今後もあまり期待できないと思われ、資産形成にも不安が残るところです。
自己責任での資産形成
バブル崩壊後の1990年代は「失われた10年」と呼ばれ、景気はなかなか回復しませんでした。日本の財政状況も悪化しており、赤字の補てんや利子の支払いのためにさらに借金をするという悪循環を毎年のように繰り返しています。年金や社会保障など将来の生活への不安は増すばかりです。国民健康保険料や国民年金保険料もここ数年増加傾向にある一方、国民年金の支給額は減少するなど年金生活者の暮らしはますます苦しくなっていくでしょう。日本の財政状況はこれからさらに厳しくなっていくと思われます。これから私たちに必要なのは、自分で考え自己責任で資産形成を行っていくことではないでしょうか。
資産形成と銀行預金
景気が良い時代、預金金利は年利8%だったこともあり、預けておくだけで資産を増やすことができました。個人の資産形成といえば、銀行預金が一番の手段だったのです。ですが、日本の預金金利は、2000年以降は1%を超えていません。たとえ数十年間預けても資産は全く増えることはないでしょう。今の時代は、銀行預金による資産形成を実現させることは難しい時代なのでしょう。
日本人と銀行預金
預金金利が1%に満たない今の時代にも、多くの人が国内の銀行預金を利用しています。その要因は日本人の気質にあるかもしれません。ですが、銀行預金以外に資産形成を行う方法を知らないという理由も大きいと考えられます。これからは銀行預金以外の方法にも目を向け、新たな資産形成方法を見つけていく必要があるのではないでしょうか。
銀行預金以外の資産形成
株式投資や為替、外国債券など、銀行預金以外にも利回りのよい金融商品はたくさんあります。しかし、知識を一切持たずに、これらの金融商品による資産形成を考えるのはとても危険なことです。銀行預金とは違い大きなリスクがあるからです。それぞれの商品が持つリスクや特性をしっかり把握してから、資産形成を始めましょう。これからの金融商品への投資は、リスクが高いお金儲けの手段のひとつではなく、大事な資産形成の手段として利用していくことが大切なのです。
海外に目を向ける
海外にも目を向ければ、外貨預金やFX、外国債券への投資など様々な金融商品があります。外貨預金とFXは、ほとんど同じ仕組みなのですが、外貨預金の手数料が格段に高くなっているので、FXを選んだほうが諸費用を抑えることができます。金利がある程度高く値動きがあまり大きくない国の通貨を選んで投資すれば、比較的安定した利益を得ることができるでしょう。また、外国債券への投資も、金利がよいもの選べば簡単に利益を出すことができるかもしれません。
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