証券会社選びによる資産形成
証券会社について
証券会社は、元々は証券取引法によって規定される会社でしたが、法律が改正されたことにより金融商品取引業者に分類されるようになりました。有価証券の売買の仲介や、企業の業績評価などを行います。日本の証券会社には「株式会社の形態をとっていること、金融庁長官の登録を受けていること、自己資本規制比率は120%以上であること」など様々な厳しい条件があります。また、投資家が株式などを売買する場合には、証券会社を通じて取引をする必要があります。株式投資を始めるときには、必ず証券会社に口座を開設しなければいけません。
いろいろな証券会社
証券会社にもたくさんの種類がありますが、大きくは、大手証券、準大手証券、ネット証券の3つに分類することができるでしょう。大手証券会社は規模が大きく、歴史が長い証券会社です。野村證券、大和證券、日興シティ証券の3社を「日本三大証券会社」と呼んでいます。準大手証券会社は大手証券より少し規模の小さい証券会社のことで、みずほ証券やSMBCフレンド証券、三菱UFJ証券などのメガバンク系証券会社があります。ネット証券はインターネットによる取引を中心にしている証券会社のことです。歴史は浅い会社がほとんどですが、各種サービスが豊富で個人投資家に多く利用されています。楽天証券や、松井証券、カブドットコム証券、SBI証券などが該当します。
証券会社の違いって何
各証券会社の最大の違いは、手数料の金額でしょう。大手証券、準大手証券、ネット証券の中ではネット証券の手数料が一番低額です。次に準大手証券、いちばん高額なのは大手証券です。ですが、従前と比較すると大手証券の手数料もずいぶんと安くなってきています。手数料が安いネット証券が登場したことにより、顧客を確保していかなければならなくなったためと考えられます。手数料の価格競争は、これからも続いていくことでしょう。
資産形成と証券会社選び
できるだけ手数料を節約することが、資産生計を考える上で重要なポイントとなることは間違いありません。手数料の金額だけならネット証券が一番なのは言うまでもありませんが、歴史が浅いことによる破綻リスクは最も大きくなります。記憶に新しい2008年のリーマン・ブラザーズの破綻や過去の山一証券の破綻など、破綻リスクは決して無視できるものではありません。歴史の長い大手証券、準大手証券は経営も安定しており、比較的破綻リスクが少ないのではないでしょうか。資産が少ない時にはネット証券を利用し、資産がある程度大きくなってきたら準大手証券や大手証券を利用する、というのもよい方法かもしれません。
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