大前研一に倣う資産形成
大前研一氏について
大前研一氏は、大企業のアドバイザーを始め様々な分野で活躍している著名な経営コンサルタントです。特定非営利活動法人政策学校「一新塾」の創設者としても知られています。一新塾は政治家の養成機関として有名ですが、その他にも起業家養成学校「アタッカーズ・ビジネススクール」や教育関連事業会社「ビジネス・ブレークスルー」を創立し、たくさんの優秀な人材を世に送り出しており、その大胆な発想や視点には定評があります。
海外での高い評価
大前研一氏は日本国内だけでなく海外でも高い評価を受けています。1994年にイギリスの経済紙「エコノミスト」において「現代社会の5人グル(世界を動かす教祖)」の一人として選ばれており、1995年にはアメリカのノートルダム大学で名誉法学博士号を授与されています。
日本人の資産形成に対する批判
大前研一氏は、日本人の資産形成に対する姿勢が保守的であることを指摘しています。過去には、超低金利の国内の金融機関に預けるだけで海外に目を向けず、外貨建て預金をしない日本人の姿勢を批判していました。貯蓄をして結局使わないまま人生を過ごし、死ぬときに大量の資産を余らせてしまうという日本人の保守的な行動を、資産形成に対する鈍さだというとらえ方をしています。また、こういった資産形成に対する鈍さが、日本経済がバブル崩壊から立ち直るのに長い年月を要してしまった要因であるという指摘もしています。
大前研一流の資産形成方法
大前研一流の資産形成方法の基本は、日本国内の金融商品でなく海外の金融商品に目を向けることでしょう。長期的に見てリスクが比較的少ないという理由から、為替やインデックスファンド(日経225やTOPICSなどの株価指数に連動する投資信託)に投資することをすすめています。年利は平均10%を目指しています。
資産形成とは
大前研一氏は、「いざというときのため」「老後のため」といった漠然とした目的ではなく、何のために資産形成するのかという目的をはっきり持つことが大切だと主張しています。例えば「海外旅行に行くため」「住宅購入のため」「子供の教育費」というような目的です。そして、貯めたお金をしっかり使うことまでが資産形成であるとも主張しています。自分のためにも、そして経済全体のためにもいい方向に働くということです。
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