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資産形成と証券化商品

証券化商品って


証券化商品とは、融資や不動産など将来一定の収益が見込める資産を担保にして発行される有価証券のことです。不動産や住宅ローンなどの債券を証券化したものが代表的ですが、それ以外にも、消費者融資やリース債券、また企業の事業そのものを証券化したものもあります。低コストで資金を調達することが可能であることや銀行からの通常借り入れができない場合にも優良資産を使うことで資金を調達できるといったメリットがあり、多くの企業が発行しています。

証券化商品のメリットとは


証券化商品は利益が出せる確率が高く裏付けされていることから、投資家サイドからすれば利益を得やすい金融商品であると言えるでしょう。発行が始まったのは1983年とまだまだ歴史が浅い証券化商品ですが、アメリカでは米国債と肩を並べるほどの取引量となっています。

証券化商品のデメリットとは


様々な金融商品を組み込んでいく証券化商品には、不動産や住宅・自動車などの各種ローンなどが複雑に構成されていきます。どこの企業のどのような金融商品が組み込まれているのか、把握することが難しくなってしまうのです。リスクの所在が分からなくなってしまう事こそが、証券化商品の最大のデメリットであると言えるでしょう。

サブプライムローン問題の問題点


2007年に発覚したサブプライムローン問題はアメリカ国内だけでなく世界の金融市場を大きく揺さぶりました。サブプライムローンとは低所得層や信用度の低い個人などを対象とした住宅ローンの事で、通常の住宅ローンに比べて金利が高く設定されている反面、審査基準は緩く設定されていました。そのサブプライムローンの返済に行き詰まる人が増え、それを組み込んでいた証券化商品に大きな損害を与えることになったのです。結果として、サブプライムローン関連の証券を大量に購入していた銀行や企業が大きな損失を出して次々に破綻していくこととなりました。証券化商品自体に問題はなく、信用力が低いローンを証券化して組み込んだことが問題だったといえるのではないでしょうか。

資産形成と証券化商品


証券化商品は機関投資家やヘッジファンド向けに取引おり、個人での取引はほぼ不可能です。なので、今のところ証券化商品取引で資産形成するのは難しいでしょう。ですが、為替取引なども個人投資家向けに開放されてきており、いずれは証券化商品も気軽に取引できるようになるかもしれません。
提供:Wealth Research&Report

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