資産形成と不動産投資
不動産投資とは
不動産投資とは、アパートやマンション等を購入し、購入した物件を他人に賃貸したり売却したりすることによって利益・収益を得る投資方法です。1980年代後半のバブル期には、購入した不動産の値上がり狙い売買差益で利益を稼ぐ投資が主流でした。バブル崩壊後、高騰していた地価は一気に大暴落し、たくさんの企業や個人が資産を失いました。その後、不動産投資に取り組む人は減少していましたが、現在は購入した投資物件を賃貸して家賃収入による運用利益をメインにして安定した利益を出せる投資として、再び注目を集めています。
不動産投資のメリット
不動産投資のメリットは、まず、景気に左右されずに安定した利益を得ることができることです。家賃は、景気が良くても悪くても基本的には変動しません。物件への入居者がいれば、安定した利益を得ることができるのです。もう一つは、税金が少なくてすむことです。家賃収入から経費を差し引いた「不動産所得」は所得税の対象となります。不動産所得が赤字であれば、その他の所得と合算して計算できるので、課税所得金額がその分少なくなり納める税金も少なくて済みます。また、アパートやマンションが建っている土地は「小規模住宅用地」となり駐車場用地などと比べると固定資産税の課税標準価格が圧縮され、税額も違ってくるので土地にかかる固定資産税を大きく節減できるというわけです。
不動産投資のリスク
不動産投資のリスクの中で、最も注意が必要なのが「空室発生リスク」です。空室が増えると利益が少なくなっていき、諸経費や借入返済などの負担が重くなり最悪の場合には赤字が発生することになってしまいます。また、物件は時間とともに老朽化していきます。建物に対する日常的なメンテナンスで「老朽化リスク」にも対応しなければいけません。「収入が得られなくなるリスク」として考えられるのは自然災害や火災などによって物件が損害を受けることですが、これは保険に加入しておくことである程度カバーできるのではないでしょうか。
不動産投資で資産形成
不動産投資は、「売却したくてもなかなか売れない」ということもあるので「とりあえずやってみて、思うように収益が上がらなければ売ればいい」といったような安易な考えで始めることはとても危険なことです。ただ、成功すれば一生安定した利益を得ることができるので、ハイリスクですが、資産形成の手段としては非常に魅力的なのではないでしょうか。成功するための最大のポイントは、「物件選び」です。たくさんの人が住みたいと思ってくれるようないい物件、これを見つけることができれば誰でも利益を出すことができます。しっかりと勉強して、取り組んでみる価値はあるのではないでしょうか。
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