資産運用とポートフォリオ
ポートフォリオって?
ポートフォリオとは、いわゆる分散投資のことで、保有している資産を、一つの商品に投資するのではなく、いくつかの商品に分散して投資することを言います。本来の意味は「紙ばさみ」で、昔アメリカやヨーロッパなどで多様な資産の明細書を紙ばさみに入れていたことから、資産を分散して投資することをポートフォリオと呼ぶようになったそうです。ポートフォリオは効率的に資産形成を行う上では欠かすことのできない存在です。
「分散投資」イコール「安全」なのか
多くの専門家が「分散投資は安全である」と言っており、人々の意識の中にも浸透していますが、そう考えるのは危険なことです。分散投資と一口にいっても、様々な手法があります。ひとつの金融商品を選び何回かに分けて投資する分散投資や、ひとつの金融商品だけに投資するのではなく複数の金融商品に分けて投資する分散投資などです。深く考えずに、適当に資産を分散して投資してしまうと、リスクは逆に大きくなってしまいます。どんなに分散投資が安全でも、金融商品に対する知識が不足していれば、それはただのギャンブルと言えるでしょう。必ずしも分散投資が安全とは言えないことを、わかっていただけたでしょうか。
資産形成とポートフォリオ
ポートフォリオによる資産形成には、年代によってやり方を変えていくことをお勧めします。運用期間や収入には年代によって差があるので、それぞれの年代に適した金融商品を選ぶことが大切だからです。20代と30代、40代と50代にわけて解説していきます。
20代と30代に適したポートフォリオ
それぞれの金融商品に運用期間を長く持つことができる20代と30代には、ハイリターンを望むことができる株式投資をメインとしてポートフォリオを考えるとよいのではないでしょうか。株式は、値下がりして資産が目減りする可能性もありますが、定年退職まで30~40年あります。1年単位の利益を細かく気にするのではなく、5~10年単位での利益を追求しましょう。優良な企業の株式をできるだけ安く買い、長期間保有することにより、損失よりも大きな利益を得ることができる可能性があります。
40代と50代に適したポートフォリオ
安定した収入を得ることができる40代と50代の人たちは、資産形成において、若い世代ほどリスクを負う必要はなく、できるだけ安全に資産を増やしていくことを第一の目的としましょう。金利の高い海外の債券や為替など、リスクの比較的少ない金融商品をメインにポートフォリオを考えると良いでしょう。
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