奥山清行氏がデザインしたエンツォフェラーリ
奥山清行氏がデザインしたエンツォフェラーリ
奥山清行氏がデザインしたエンツォフェラーリについてなのですが、創業者であるエンツォフェラーリ氏は1947年にそれまでアルファ・ロメオのレーシングドライバーだったのですが、自ら自動車製造会社を設立して1988年にお亡くなりになりました。その間というもの、レースへの情熱を持ち続けており、数々のレーシンガーやロードカーなどの開発に携わってきました。そんなエンツォフェラーリ氏が最後に発案した車が、エンツォ・フェラーリなのです。そして、この開発に日本人デザイナーの奥山清行氏が関わっていたことはみなさんご存知でしたでしょうか。
担当したのがケン・奥山こと奥山清行氏
まず、東京都現代美術館ではじめて展示されたプロトタイプを経て、2002年に発売されたエンツォフェラーリは、創業者の名前を冠しており、このエンツォフェラーリのデザインを担当したのがケン・奥山こと奥山清行氏なのです。フィアットやランチアなどのイタリアの自動車ブランドを中心に、デザインを手がけている会社である、ピニンファリーナ社の当時クリエイティブ・ディレクターが奥山清行氏だったのです。
ケン・奥山こと奥山清行氏について
ケン・奥山こと奥山清行氏についてなのですが、ケン・奥山氏は、山形県出身で、大学時代をアメリカで過ごし、自動車デザイナーを志していました。そして、卒業後はゼネラルモーター社(GM)に入社し、その後、ポルシェで2年、再びゼネラルモーターに戻って4年間勤務されたと言われています。また、ご自身が卒業したデザインスクールの指導者などを経て、1995年にピニンファリーナ社に入社し、エンツォフェラーリのデザインだけでなく、612スカリエッティなどさまざまな自動車の設計に携わっています。現在は、株式会社KEN OKUYAMA DESIGNを経営しており、東京本社の他にアメリカスタジオ、イタリアスタジオを展開しており、デザイン・企画・開発やワンオフカーなどの自社プロダクト企画販売などを手掛けており大活躍中です。
F1がモチーフにしてデザイン
また、エンツォフェラーリは、外観を見てすぐ分かるように、F1マシンをモチーフにしてデザインされたのですが、F1マシンのタイヤに、フェンダーをかぶせたスタイルというのは、公道を走るF1そのものといえるのではないでしょうか。この大型フェンダーのおかげで、余計な空力に負荷がかかならくて、フェラーリらしいスピードと独特のスタイルやフォルムを十分に味わえる車に仕上っています。また、エンツォフェラーリのデザインをする際に、ケン・奥山氏はフェラーリらしい走行性能に加えて、細部のスタイルにまでこだわりをもって設計したそうです。
エンツォフェラーリのデザイン
しかしながら、エンツォフェラーリの開発が進むとともに、設計がほぼ完成した段階では、ルーフカラーは実はブラックでした。しかし、ケン・奥山氏の手を離れた最終段階でルーフはボディカラーと同色に変更されており、このことでケン・奥山氏によると、エンツォフェラーリのデザインに関して、ルーフのカラーのチェンジがもっとも残念だと語られていました。
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