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イモラにあるエンツォ・エ・ディーノ・フェラーリ・サーキット

イモラにあるエンツォ・エ・ディーノ・フェラーリ・サーキット


イモラにあるエンツォ・エ・ディーノ・フェラーリ・サーキットについて、ここで詳しくみなさんにご説明していきたいと思いますが、1981年から2006年まで開催されたF1のサンマリノグランプリのことを覚えていらっしゃるでしょうか。サンマリノ共和国の名が冠されているのですが、実際にはフェラーリの本拠地であるイモラにあるエンツォ・エ・ディーノ・フェラーリ・サーキット(通称イモラ・サーキット)で行われていました。F1は、3月下旬の開幕戦であるオーストラリアグランプリからスタートして、序盤は南半球や熱帯地域で転戦を行い、5月に入るとヨーロッパラウンドに突入するのですが、その最初に開催されるのが、エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリ・サーキットでのサンマリノグランプリだったのです。

サンマリノグランプリの事故


そもそも、高速コースで知られていたエンツォ・エ・ディーノ・フェラーリ・サーキットなのですが、相次ぐ事故によって何度も開催が危ぶまれてきたことはみなさんご存知だとは思います。1987年にはネルソン・ピケ、1989年にはゲルハルト・ベルガー、そして衝撃的だったのが1994年で、まずは予選中にルーベンス・バリチェロがクラッシュして骨折してしまい、翌日にはローランド・ラッツェンバーガーがクラッシュしてお亡くなりになりました。そして、決勝ではアイルトン・セナがコンクリートウォールに激突して死亡し、F1史上、最悪の週末を迎えてしまったのです。

2007年以降は開催中止となったサンマリノグランプリ


また、エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリ・サーキット(通称イモラ・サーキット)は、老朽化やF1開催を1国1開催とすることになったために、2007年以降は、サンマリノグランプリは中止となってしまいました。イモラは、フェラーリの本拠地であり毎年、スタンドはフェラーリのレッドカラー一色に染まる盛り上がりを見せていましたが、しかしながら、ここ2年は、イタリアグランプリはモンツァで開催されています。

エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリ・サーキットの改修工事


そして、2006年11月からエンツォ・エ・ディーノ・フェラーリ・サーキットの改修工事がはじまったのですが、改修にはサーキット設計家として有名なヘルマン・ティルケ氏を起用しており、手狭だったピットは完全に解体されて、メディアセンターも有するピットに新築されました。また、ピットは全長385mで、シャッターやドアなどはイタリアのナショナルカラーであるレッドに統一されています。そして、コースは急減速が強いられていたピット前ストレート直前のS字カーブとなっており、通称「バッサ」が取り払われてしまって、まさにより安全性の高いサーキットに生まれ変わろうとしているのです。

F1を再びイモラに戻ってくることを祈って・・・


当然のことながら、この度の改修工事をきっかけに、地元ではF1が再びイモラに戻ってくることを期待しており、確かに、F1で輝かしい実績を誇るフェラーリのお膝元で開催されないのは寂しいものがあります。しかしながら、残念ながら2009年にF1カレンダーにサンマリノグランプリはもちろんのこと、エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリ・サーキットの名前はありませんでした。ですので、再びイモラで開催するには、イタリアグランプリが開催されるモンツァと1年おきに開催するしか、現在のところ解決策がありません。
提供:Wealth Research&Report


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