UBSの日本進出と知名度
UBSの日本での知名度は?
スイスが世界に誇る、ヨーロッパ最大にして世界を舞台に活躍する名門銀行UBS。日本での知名度はどれぐらいでしょうか。正直投資に興味がない方は「UBS」という文字を見ても、え?パソコンの?というイメージしかわかないと思います。世界的な大企業であるUBSが日本に進出してからもう10年近く経ちますがなぜ全国的にその名が知れ渡っていないのでしょうか。日本人が大手銀行と聞いて思い浮かべるのは、三菱東京UFJやみずほといった所でしょう。そもそもこれら日本の大手有名銀行とUBSとでは業務形態が異なります。前者は日本全国に支店を持ち顧客対象に条件はありません。一方UBSは特定の富裕層や法人のみを顧客対象としているため、知名度が上がらないのでしょう。
UBSの在日支店はどこに?
世界中に拠点を置くUBSですが、日本では東京、大阪、名古屋の日本三大都市に支店を置き、これらの地区で特定の富裕層や法人を顧客を抱え取引を行っています。外資系銀行で同じく日本参入を果たしているアメリカの大手銀行シティバンクはUBSに比べ支店やATMの数が多いため日本では広く知られています。古くからプライベートバンク業務を中心に銀行文化の栄えたスイスで生まれたUBSの強みは、やはりプライベートバンク業務。性質が性質なだけにその名が一般的になるのは難しいと言えるのかもしれません。
日本国内でのUBSの業績
一般の人にとってはあまり馴染みのないUBSですが、日本の金融業界ではその積極的な業務姿勢で注目を集めています。例えば、三菱商事とのコラボや、日本板硝子によるビルキントン買収などが有名でしょう。前者は、三菱商事と「三菱商事UBSリアルティ株式会社」を共同設立し不動産投信を行い、イオングループの新規出店に出資。新店舗で得た収益を得る仕組みになっています。後者は、当時日本第二位のガラスメーカー日本板硝子によるイギリス大手ガラスメーカービルキントン社の買収を、UBSグループでM&Aを扱う投資銀行部門、UBSインベストメント・バンクがサポートを努めました。これにより日本板硝子は世界最大のガラスメーカーへと生まれかわったのです。
UBSグループの稼ぎ頭、UBS証券
前述のUBSグループの屋台骨とも言える投資銀行部門、UBSインベストメント・バンクですが東京に支社を置き、UBS証券という屋号で営業をしています。世界中の様々な有価証券を投資対象とした投資信託の販売・運用のほか、自己売買も行うなど、日本では証券会社として認識されています。
日本での業務実績は意外と高い?
このように知名度は高いとはいえませんが、日本経済市場の大きな動きの裏にはUBSの存在がある、ということも少なくありません。日本での営業実績は好調で、これからも日本での戦略としてこういった活躍を続けていくのは明白でしょう。
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