AIGによるサブプライムの損失
AIGによるサブプライム損失
アメリカはサブプライムにより非常に大きな損失を受けました。その中でも割と早い時期から話題に出ていたのがAIGについてではないでしょうか。世界的な保険会社であるAIGは、同じグループの別の会社が破綻したというニュースにより非常にマイナスなイメージがついてしまったのです。ニュースでAIGグループが破綻したというのを聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。これによりCEOが今回の被害は極めて少ないという発表をするなど大変な事態に陥っているようです。
発表の嘘と真実
AIGのCEOが発表した損失は極めて少ないという言葉について、多くの人は疑問を持ちました。その疑問は決算の内容を見ることで確信へと変わったのです。AIGが2008年の決算で出した報告によれば、サブプライムローンに関する損失は150億ドルを超えていたそうです。当時の相場で約1兆5000億円にもなります。こんな金額が極めて少ないわけがないですよね。CEOが行った会見の内容だからといって、必ずしも真実であるとは限らないということが今回のことではっきりとしたわけです。
大幅な赤字を出したAIG
世界でも最大手の保険会社であるAIGの危機は、思った以上に深刻なのかもしれません。保険業というのは信用がとても大切です。もしもの時にお金がもらえないのでは、なんのための保険なのかわからないからです。ですから、こういった不安要素はできるだけ無いようにしなければならないのです。ところが今回のサブプライムローン関連の損失で、AIGはすでに8000億円に近い額の損失を出してしまったと公表されています。アメリカだけでなく日本でも有名なAIGが、この先どのように挽回していくのかを注目したいです。
AIGのトップの解任
今回のような危機を招いた責任としてか、AIGのCEOだったサリバン氏が解任されることになりました。経営が行き詰った場合にトップが責任をとるというのはどこの国でも同じようです。後任にはロバート・ウィルムスタッド氏が既に決まっているそうです。今回の損失は公表される時期が進めば進むほど額が増えていき、既に2兆円を超える額になってしまっていますからトップの解任もやむなしということなのでしょう。
世界に広がる波紋
AIGのCEOが解任されたように、アメリカの大手企業のトップが次々に交代していくことになりました。今まで、ここだけは大丈夫と言われていたような企業がこぞって危機に陥っていることから、今回の問題がいかに深刻なものなのかということがよくわかると思います。
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