オリンパス元社長が終戦宣言

 オリンパスのマイケル・ウッドフォード元社長は6日、社長復帰を断念することを明らかにしている。今後も日本の機関投資家から支持を得られる見込みがない、ということで終戦表明となった。

 ウッドフォード氏はプロキシーファイトを行うとしていたが、国内各社の報道によると、ウッドフォード氏は「活動をきょうで打ち切る」としている。また、機関投資家からは支援を得られる可能性がないことにも触れているという。ただ、オリンパスに関しては、今後も何らかの活動を継続していくことも示唆している。

 オリンパスは春にも臨時株主総会を開催する予定。現経営陣は、損失隠しに関わった幹部はすでに退任しているなどとして、留任の可能性も明言している。

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