スイス中銀総裁の妻が為替取引で600万円の利益

 スイス中銀総裁の妻が為替トレードで利益を得てインサイダー取引の疑惑が出ていた件で、スイス国立銀行のフィリップ・ヒルデブラント総裁は6日、チューリッヒで記者会見し、事実を認めた。ただ、インサイダー取引は否定しており、辞任もないとした。

 地元メディアなどでは、元トレーダーの妻は為替取引で7万5000スイスフラン(約600万円)の利益を得ていたのだという。取引が行われたのが昨年夏で、ちょうどスイスフランが米ドルなどに対して急上昇した時期で、ドルを手放しているという。

 こうした取引は、スイス中銀が為替介入政策を行う前後だったということもあり、スイス国内でインサイダー疑惑が浮上していた。

 総裁は、この日行われた会見で、妻のトレードは政策と無関係で、職を辞任する考えがないことを強調した。


フィリップ・ヒルデブラント総裁

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