「言い訳」? オウム平田容疑者の異例の写真公開

 オウム真理教による目黒公証役場事務長拉致事件で、警視庁が平田信容疑者(46)の出頭時の写真などを6日、公開するという異例の発表を行っている。17年前と顔の印象があまりにも違いすぎる印象を受けるが、問題視されている出頭時の現場対応の言い訳と、国民から批判されても仕方がないだろう。

 まず、なぜ写真の発表が異例かと言えば、現在は容疑者写真は提供していないからだ。全国紙記者によると、かつては容疑者の逮捕写真は報道各社に提供していたものの、弁護士をはじめ批判は多かったという。それで、ここ数年で人権に配慮するという意味でも提供はなくなったそうだ。

 そのため現在では、送検時などに報道各社に写真や映像を撮影させるというスタイルが定着しているという。所轄警察署などでは、副署長によっては、○時○○分ごろには、○○から出るなどと具体的な「情報開示」もなされることがあるそうだ。

 公開された平田容疑者の写真だが、昨年12月31日に丸の内署に出頭した後に撮ったものをはじめ全5点だという。髪型、眉毛などかなり印象は違うということはわかる。

 公開に踏み切った理由は「逃走を支援した人物がいる可能性があり、広く情報提供を求めたい」と読売新聞の取材に答えている。そうした意味が強いはずだ。もちろん、これは気が付かないだろう、と変に言い訳を正当化しようとする意図は、まったくないものだと思いたいものだ。

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