東電、国会議員をランク付けしてパー券購入

 東京電力は、自社や電力業界にとって重要な国会議員を上位ランク付けして、パーティー券を購入していた計10人が朝日新聞の取材で8日わかった。

 2010年までの数年間の上位ランクは、自民党、麻生太郎、甘利明、大島理森、石破茂、石原伸晃の5氏、元自民では与謝野馨(無所属)、平沼赳夫(たちあがれ日本)の2氏。民主党は仙谷由人、枝野幸男、小沢一郎の3氏だったという。

 民主党の3氏は現在では、比較的に東電に厳しい姿勢を示している。また、自民の石破氏は子息が東電に入社していることが判明している。

 また、1回あたりの購入金額を政治資金収支報告書に記載義務がない20万円以下に抑えるなどして、表面化しないようにしていたという。さらに、東電の関連会社なども東電の紹介でパー券を購入していたという。

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