米アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)の2011年の報酬は、最大で総額約3億7700万ドル(約290億円)になることが10日わかった。
米証券取引委員会(SEC)に提出したファイルによると、その内訳として、基本給が90万ドル(約6900万円)と少ないが、3億7618万ドル(約288億円)の株式の権利、さらには、インセンティブ給として現金90万ドル(約6900万円)、その他1万6520万ドル(約126万円)を受け取ったことになる。
これらを合わせて約3億7700万ドル相当になる。
また、株式の権利行使については、就任時に「長期政権」の保証として、半分を2016年までに、残りは2021年に付与される予定になっている。株価は、昨年8月24日の終値を基準として計算している。