76歳富豪が怪力で「気に食わん」店員の指折る


ジョン・キャッスル氏
 76歳のプライベート・エクイティ創業者が、会員制プライベートクラブのウエイターの接客態度が気に食わなかったために指をへし折ったとして、被害者から告訴され警察が捜査に乗り出すという事件が米国で発生した。

 米フォーブスによると、76歳男性はプライベート・エクイティ創業者のジョン・キャッスル氏で、土曜日の夜、パームビーチにある会員制プライベートクラブ「コレット・クラブ」を訪問。その際に50歳台のウェイターの接客が気に食わなかったそうで、左手を掴んで指が折れるまでねじったという。

 ウエイターはその後に病院で検査したところ、左の薬指を骨折していることが判明した。

 このレストラン「クラブ・コレット」はプライベートクラブで会員のみ立ち入りを許され、
かつては、ケネディ家が所有していた家屋を使用しているという。

 キャッスル氏は1987年に現在のPE会社を創業し、バイアウトファンドなどを手がけて、業界では多数の賞を受けるなど、その名を知られている。

 それにしても、76歳にして人の指を折るほどの力は、やはり仕事や人助けの場面でこそ発揮するべきだろう。

 先日、大阪市営地下鉄御堂筋の線路を横断し、駅員に対して「俺は東○生だ」「格が違うんだ」などと叫んで張り手した某大学生を思い起こさせる。

 格が違うからこそ、するべき振る舞いというものがあるだろう。

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