中国富豪が好む贈り物ブランドはルイ・ヴィトン

 今月11日、中国の胡潤(フージワーフ)研究院が「2012年中国富豪が最も好む贈り物ブランドランキング」を発表した。これは全国上位503位の富豪を訪問調査したもので、対象となった富豪の平均資産は6300万元(約7億6500万円)だ。

 これによると、1位はルイビトン、2位はカルティエ、3位はエルメスだった。上位10ブランドのうち、5つをフランスが占め、イタリアが2、アメリカスイスが1だった。国産のブランドでは、最近値上がりが続いている、中国の白酒「茅台(マオタイ)酒」が5位にランクインした。

 新華ネットによると、中国富豪はブランド品の贈り物を好み、特に春節(中国の正月)に富豪が贈り物をする価格は欧米を上回るという。

 また同時に発表された「中国富豪ブランド傾向報告」などによると、中国富豪の年平均消費は、世界的な経済不況の影響を受けて9%減少し、176万元(約2100万円)だった。これは平均資産の3%にも満たない。

 近年、大メディアに成長したウェイボー(中国版ツイッター)については、富豪全体の60%と半数以上が利用していない事がわかった。このうち、アカウントを持っている富豪の平均フォロワー数は5万人だった。ちなみに男性よりも女性の方が、好んで利用していた。


よかったらシェアしてね!
目次
閉じる