大型客船コスタ・コンコルディアがイタリア沖で座礁し5人の死者を出した事故で、船長が真っ先に逃げ出したとされる件について、運営会社は15日になり、船長が先に脱出した事実を認めた。
地元メディアなどによると、事故は13日夜にイタリア沖でコスタ・コンコルディアは座礁したが、その際に船長が島に真っ先に避難し、警備隊に船に戻るように促されていたのだという。
運営会社は、船長は事故時の決められた対応を取らなかった事実を認めた。警察当局はすでに、船長の身柄を拘束しており、事情を詳しく聴いている。
コスタ・コンコルディア号