市長同士が試合でチーズケーキ賭け

 大富豪でNY市長のマイケル・ブルームバーグ氏が、グリーンベイ市長のジム・シュミット氏が、米プロフットボールNFLのプレーオフ、NYジャイアンツ対GBパッカーズ戦で、負けた方が勝った方にお互いの地方のチーズケーキを奢るという賭けを行った。

 米国の国技であるNFLで、王座決定戦スーパーボウルでお互いのフランチャイズの市長同士が賭けをするのは恒例行事になっている。

 昨年は、シュミット氏は、スティーラーズのあるピッツバーグ市長ルーク・レイブンズタール氏と、奉仕活動を行うと約束。レイブンズタール市長は、道路の除雪作業を行った。

 しかし、今回の試合はスーパーボウルではなく、その2個前の試合。つまりリーグプレーオフの準決勝にあたる。どれだけ熱狂的なのか。

 レギュラーシーズンで15勝1敗という圧倒的な強さを見せてきたパッカーズ。プレーオフにギリギリ進出したじジャイアンツ不利と見られていたが、試合はNY攻撃陣はもちろん、守備陣が3ファンブルリカバーを含む計4ターンオーバーを奪取するなど攻守ともに圧倒し、37対20でジャイアンツが番狂わせを演じた。

 LAタイムズによると、ブルームバーグ市長は試合前に「チーズケーキはブルックリンから移動しないよ」と宣言していた。


勝利を喜ぶNYジャイアンツの選手

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