英エリザベス女王への69億円ヨット贈呈は取りやめか

 今年即位60周年を迎える英エリザベス女王の即位を記念した、9000万ドル(約69億円)のスーパーヨットを贈呈する計画について、キャメロン首相は取りやめる考えであるとスポークスマンが17日英メディアに語った。

 英ガーディアンによると、スポークスマンは「明らかに困難な状況で、現段階でその使用は適切だとは思えない」と語ったとされる。

 女王の給与はこれまで、2010年5000万ドル、11年5000万ドルとなっていたが、15年までは給与凍結の法案が国会を通過しているなど、王室に税金を入れないという流れが出来上がっている。

 政府歳出の低下、失業率の増加という状況では、国民からは妥当な判断だ、と支持されそうだ。

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