福島県産の米を偽装販売で指導(仙台)

 仙台市は、米穀卸「協同組合ケンベイミヤギ」の米をめぐる不正表示問題で、仙台市は1月16日、福島県産の表示を他県産だと偽って販売していたとして、日本農林規格(JAS)法に基づき、指導を行うとともに、本社を立ち入り検査した。

 同市によると、ケンベイミヤギは、福島県産「ひとめぼれ」を「単一原料米 宮城県 ひとめぼれ」として販売。また、福島県産「コシヒカリ」⇒「単一原料米 宮城県 コシヒカリ」として販売するなどしていた。他にも検査していないものを青森県産などと偽って販売してもいた。

 仙台市は同社が販売するすべての商品について検査をさせるなど徹底させ、後日、立ち入りの下で再検査を行うという。 
 
 ケンベイミヤギは昨年11月にも、産地を不正表示して販売していた。同社は学校給食用にも流通させていた。

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