バフェット氏とは格が違うから増税は嫌だ

 米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が富裕層増税を提唱したことについて、米国の富裕層は71%が賛同の意を示しているものの、49%はレベルが違うとも答えており否定的な見方をしていることがわかった。

 これは、米PNCウエルス・マネジメントが資産100万ドル以上の人を対象に行った意識調査で、ほぼ4分の3が賛同していることがわかった。ただし、レポートには「同じリーグにはいない」と書かれているように、つまりバフェット氏とは格が歴然としており、自分にはあてはまらないと考えている。

 一般層と富裕層との格差より、富裕層と大富豪との格差の方が金額の開きが大きいために、そうした認識がよく出ている。

 60%が社会に貢献し還元したいと考えているのだが、自分まで増税の対象になることについては疑問に感じているようだ。

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