福島第一2号機格納容器内の動画をサイトで公開

　東京電力は20日、内視鏡カメラで見た福島第一原発2号機の格納容器の映像動画を公開した。

　前日19日朝の30分間、オリンパスの工業用内視鏡カメラを入れて撮影したもので、昨年3月の事故後では初めて。

　公開動画は、放射線が強いために白い斑点状のノイズが多数写り込んだり、水蒸気のため水滴が多く入っている。また、容器内の温度は44.7度だったといい、水位は想定よりも低かったという。

　動画は同社のサイト内で、1週間限定でダウンロード可能。◆公開動画

福島第一原発2号機格納容器内の動画より（東京電力撮影）