東大が秋入学の検討を、他大学や財界も巻き込んで検討していくことを正式表明した。建設的な取り組みをしようという空気は現場からも伝わってくる。そうした意味では賛成だが、そこで本質が気になる。
@K_Miyamichiさんがツイートする。
「東大が国際化するにはどうしたらいいと思う？ と院生君たちに聞いた。曰く、行きたいと思える有名な先生を取りそろえてほしい。あとは給料と生活環境。まったく身も蓋もないｗ ちなみに入学時期は？ Who would care? だって」
ツイート主は、東大理学部・同大学院ＯＢで、現在は米スタンフォード大学で生物学部で博士研究員として脳神経の研究をしている。院生に聴いたところが、この答えだったようである。つまり、商品としての魅力はどうなのか、ということなのだ。
システムから入ろうとするのは、東京証券取引所のようだ。超高速取引（ＨＦＴ）にも対応できる高速処理システムを導入したが、導入以前よりも売買代金は減少してしまった。つまり、投資したくないからしないというのと同じで、行きたくないから行かないということなのでは。
やはり、まずは商品としての魅力を高めるのが何よりではないか。
