また、賞与をハイリスク債権の現物支給

 スイス銀行大手クレディ・スイスが2011年分の上級社員のボーナスに、ジャンク債の現物支給を行う計画を立てているという。

 英フィナンシャル・タイムズによると、ブレイディ・ドウガン最高経営責任者(CEO)は「株主と従業員を平等に扱う」とのメモに書いているのだという。また、「リスク低減対策にひじょうに効果的だ」とも記しているそうだ。

 現金の支払いを減らせる上に、バーゼル規制に合わせるために、リスク資産を減少させることもできるという一石二鳥の効果を狙ってもいる。

 同行は、08年にも同じハイリスクハイリターンな債券の現物支給を慣行。実はそれが後になって高いリターンとなって返ってきた物もあるという。

 米系の大手ゴールドマン・サックス・グループやJPモルガン・チェース、モルガン・スタンレーなどもボーナスは減額されている。そうした中での現物支給は、会社にとっては効果的か。

 今回、対象となる債権は投資適格級のものだといい、もしも損失が出た場合も全体で5億ドルまでは会社側が面倒を見ることにしているという。償還は9年、スイスフラン保有で5.0%、米ドル保有で6.5%になるという。

 前回は会社と社員がウインウインとなったボーナス現物支給。今回はどのような結果となるのか?


クレディ・スイス

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