アップル時価総額33兆円で再び世界一に

 米アップルが、エクソンモービルを再び抜いて昨年夏以来の時価総額世界一となった。25日の株式市場の終値ベースで4237億ドルとなり、エクソンの4165億ドルを逆転した。

 25日のナスダック市場で、アップル株は前日比26.25ドル高(+6.24%)の446.66ドルとなり時価総額は4237億ドル(約32兆9600億円)で、エクソンの4165億ドル(約32兆4000億円)を逆転した。

 前日発表した11年10~12月期決算で、特にiPhoneの販売が大きく伸びて約3700万台になり、クリスマス商戦の売上が絶好調だったことが示されたことが好感されている。前日の時間外取引でも大きく買われた。

 また、留保として積み上がったキャッシュも980億ドル。iPhoneの力強い伸びを見れば、今後も安泰だろう。

 目標株価はちょうど1年前のJPモルガンの目標で450ドル。昨年末には、1株500ドルというものもあったが、もう一段階の強気目標が当然出てくるだろう。


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