東電・吉田前福島第一所長「放射能の影響ない」

 東京電力の吉田昌郎・前福島第一原発所長が、「放射線の影響は直接はない」と語った。
1月27日発売の写真誌「FRIDAY」の直撃に語ったもの。

 吉田氏は昨年3月11日の事故時の福島第一原発所長で、同11月に入院を発表。その後は食道がんで入院と発表されたが、入院後は本人が表に出ることはなかった。誌面では、マスク姿で少し顔がやせたような印象を受ける。

 吉田氏は現状の医師による診断を、ステージ3、もしくは4に近い3だとした。また、被ばくにるものではないかとの疑いに対して「今の病状だけで言えば放射線の影響は直接ないんじゃないかなぁ」と語っている。また、「インターネットに書いてあることは全部ウソ」とも語っている。

 今後については、検査結果を見て主治医と相談し、2月上旬に入院して手術になる見通しだという。

 さらには復帰の可能性については「もちろん」と答えている。


吉田昌郎前所長(東京電力撮影)

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