日本の人口推計、2060年に高齢者4割に

 厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所は30日、平成72年(2060年)の日本の人口推計を発表し、人口は8674万人、65歳以上の人口割合は39.9%という結果になった。

 調査によると、人口が1億2806万人から、2060年には4132万人減少し、8674万人にまで落ち込む。その一方で、65歳以上の人口は、2948万人から3464万人へと増加する。高齢者人口のピークは42年の3878万人となっている。

 また、女性が生涯に産む子どもの数である合計特殊出生率は、中位推計で1.35に。06年に行った前回調査結果の推計値1.26を上方修正した。

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