富士通の元会長、山本卓眞氏が死去(86歳)

 富士通の元社長・会長で現顧問、山本卓眞氏(やまもと・たくま)が肺炎のために17日に亡くなったことが、30日わかった。86歳だった。通夜・告別式は、近親者だけで執り行った。また、3月9日に社葬を行う。

 山本氏は1925年(大正14年)、熊本市生まれ。陸軍士官学校、任官、東京大学を経て、1949年に富士通入社。81年から社長、90年から会長を務めた。

 在職中の54年には「日本のコンピューターの父」と言われる池田敏雄氏のチームで、真空管を未使用の国産コンピューターを初めて開発。技術者として、また経営者として富士通の発展に尽力した。

 ◆お別れの会◆
1. 喪主 山本 喜久子氏(やまもと・きくこ)
2. 日時 2012年3月9日(金曜) 正午~午後1時
3. 場所 帝国ホテル 本館2階 「孔雀の間」(東京都千代田区内幸町1丁目1番1号 電話:03-3504-1111)

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる