関電堺港火力3号機をトラブルで手動停止

 関西電力は30日、大阪・堺港火力発電所3号機(堺市、最大出力40万キロW)を、午前0時35分に手動で運転を停止したと発表した。

 同社によると、需要の減少にあわせて停止操作を実施していたところ、停止時に蒸気の圧力を調整する中圧タービンバイパス弁(圧力調整弁)が作動しなかったため、手動で運転を停止したという。

 その後、タービンバイパス弁の開閉確認を行った結果、その弁は動いたが、原因究明のために分解点検を行っている。

 関電は冬の電力需給が逼迫しているため、昨年12月から10%の節電要請を行っている。

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