世界最大のSNSフェースブックが2月1日(米時間)に、新規株式上場(IPO)の申請を行うと報道され、ソーシャル関連株の本命の登場に市場はが然盛り上っている。ステージによって違うが、ベンチャー・キャピタルなど機関投資家、さらには未公開株市場で取引した個人投資家、フェースブック社員らがいる。どういう投資家がいるのか列挙してみた。
未公開株市場では1265%上昇
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マーク・ザッカーバーグ氏
すでに、米国の未公開株市場では人気の高い銘柄となっており、同市場のシェアーズポストでは、時価総額ベース換算では1000億ドルを超えていた時期もあったほどだ。ちなみに、下のようになっている。
・フェースブック 5.4ドル(09年8/20)⇒73.7ドル(11年4/14) 1265%
・リンクトイン 1.1ドル(09年7/9)⇒2.8ドル(11年3/21) 155%
・ツイッター 2.8ドル(10年4/21)⇒7.3ドル(11年3/18) 161%
・ジンガ 4.7ドル(10年4/2)⇒9.3ドル(11年2/26) 98%
(出典:ブルームバーグマーケッツ誌)
他の3社もかなりのものだが、フェースブックだけが1265%という桁違いなほどに異常な高騰を見せている。まさに、上場を待ちわびる投資家の気持ちを如実に表している。
従業員と創業者マーク・ザッカーバーグCEO(最高経営責任者)だけで過半数を占めるとされているが、これまで報道ベースで出資したことが伝えられている主な投資家を次ページで列挙していく。