日本破たん論者の米ヘッジファンドマネージャー、カイル・バス氏が、日本国債バブルについて「18カ月以内に崩壊する」と述べた。日経ヴェリタスのインタビューに答えたもの。
昨年は3月11日に起きた東日本大震災の影響もあり、31年ぶりに貿易赤字に転落したことが大きな転換点を迎えた。また、約40兆円の税収に対して、国債の利払いだけで約11兆円と苦しい財政基盤のところに、利払いがわずか1%増加しただけでもたちまち窮地に陥ることになる。
詳しいことは明かしていないものの、バス氏はすでに円安と長期金利の上昇にポジションを取っているのだという。
バス氏は一昨年、ジャパン・マクロ・オポチュニティーズ・マスター・ファンドを設定している。
カイル・バス氏