ザ・ペニンシュラホテルズは、あまりにも有名な“東洋の貴婦人”ザ・ペニンシュラ香港をフラッグシップとして、今や上海、東京、北京、ニューヨーク、シカゴ、ビバリーヒルズ、バンコク、マニラと世界の主要9都市に展開しています。
いずれも贅を尽くした空間、徹底したサービスが生み出す快適さで知られていますが、そのダイニングもそれぞれの土地の味覚を代表するところ。そんな世界中のザ・ペニンシュラのメニューを、いまザ・ペニンシュラ東京で楽しむことができます。
開業4周年を迎えたザ・ペニンシュラ東京が4月30日(月)まで開催している「ザ・ペニンシュラカリナリーアドベンチャー」がそれ。Peter、ヘイフンテラス、ザ・ロビー、ザ・ペニンシュラブティック&カフェの各レストランで提供されています。アドベンチャーというのが味覚の旅という感じでわくわくします。
ザ・ペニンシュラ東京開業時のタン料理長が再び腕をふるう「ヘイフンテラス」のディナーも素晴らしいと思いますが、ランチで気軽にバンコクのザ・ペニンシュラの味をということで、「ザ・ロビー」の「ザ・ペニンシュラバンコク アドベンチャー」をいただきました。
タイ料理レストラン「ティプタラ」のレシピに基づく3品のコースランチで3500円です。
1品目は「グリルしたビーフのタイ風サラダ」。ナンプラーの香り、じんわりとスパイシーなドレッシングは、上品でエキゾチックな味。お野菜もいっぱいでとてもヘルシーです。
2品目は「タイレッドカレー ソフトシェルシュリンプ ココナッツと竹の子入りスチームライス添え」。これはマイルドなココナッツのなかに、じんわりと辛さが広がるタイカレー。スパイシーさが絶妙。ソフトシェルなので海老も殻ごといただけます。竹の子がまたアクセントになっていておいしい!
3品目はデザート「ココナッツミルクシャーベットとパイナップルのコンポート」。辛いお料理の後は、このココナッツミルクシャーベットのさっぱりとした甘さが合います。お食事をしながら、チャオプラヤ川の川岸にすくっと建つバンコクのザ・ペニンシュラ バンコクとリバーサイドに広がる景色を思い出しました。
ザ・ペニンシュラ ブティック&カフェでは「ペニンシュラチョコレートアドベンチャー」として、9つのザ・ペニンシュラそれぞれを象徴するチョコレートを詰め合わせたチョコレートボックス(3000円)も。ちょっと違いの分かるバレンタインにおすすめです。
そのほか個人的にすごく楽しみなのが「Peterバー」の「ペニンシュラカクテルアドベンチャー」。ザ・ペニンシュラ上海の「ブロッサムドレス」はサクラフレーバーのシャンパン、ザ・ペニンシュラビバリーヒルズの「トゥエンティ」はベリーとジンジャーを合わせた甘口のカクテル。ほか全9種が各1800円。一杯のカクテルで世界に思いをはせるなんて、とても素敵な時間が過ごせそうです。
(ザ・ペニンシュラ東京 http://www.peninsula.com/tokyo/jp)