3日のニューヨーク株式市場は大幅反発し、ダウ工業株30種平均株価は前日比156.82ドル高の1万2862.23ドルで取引を終えた。約3年9カ月ぶりの高値水準を回復している。
米労働省が発表の1月の雇用統計で、失業率が8.3%に改善。09年2月以来、約3年ぶりの低水準で、事前の市場予想を上回るだけでなく、米連邦準備理事会(FRB)の予想よりも改善していた。
ただ、欧州に対する不安はまだくすぶっており、いつリスク回避に転換するかとの懸念もある。
ナスダック総合指数は同45.98ポイント高の2905.66となった。