不動産王トランプ氏の次なるターゲットは格闘技

 世界最大のプロレス団体「WWE」の看板興行である「RAW」を、不動産王のドナルド・トランプ氏に譲ることがこのほど明らかになった。WWE会長のマクマホン氏が公表した。

 マクマホン、トランプの両者は、これまで代理レスラーを立てて、敗者は丸刈りにするという試合を行ったこともあるほど。それほど格闘技好きのトランプ氏は先日、総合格闘技の興行「アフリクション」とも提携し、念願のリング界進出を果たしたばかり。

 今回の買収も、両者が何度も協議を重ねた結果だという。今後はトランプ氏が「次週はコマーシャルを挟まない大会にする」と話すなど、早くも独自色を出そうとしている。不動産王の次なるビジネスターゲットは格闘技界という見方も、あながち間違いではないかもしれない。

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