19歳で億万長者になった男(中国)

 14歳のとき、学校に通いながら働き始め、18歳で起業。現在、広告業などを営む彼の会社にはアーティストやモデル1000人以上が所属し、さらに多くのスターと密接な関係を築く。商談を進める彼は、一人の成功した社長という雰囲気だが、普段着で校庭を走る姿を見れば普通の学生だ。

小学生で深酒


 彼の名は丁仕源(ちょう しげん)氏。現在は21歳で、深圳信息学院の学生で経営者でもある。中国では7、80年代生まれが次々と起業し、成功を収めている中で、丁氏は90年代生まれを代表する起業家だ。

 1990年生まれの丁氏は裕福な家庭で生まれ育った。子供の頃、手に負えないほど荒れていたが、小学校の卒業式の日、バーで酒を飲み深夜まで遊び通したほど。

 ところがその事実を知った兄は、彼を容赦なく殴り厳しく叱った。これで目が覚めた丁氏は、真剣に今後の人生について考えるようになったという。

 小さい頃から流行ファッションやメディアに興味があった丁氏は、こうした分野で自分の道を模索したいと考え始めた。

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