
ジェレミー・レン選手
両親とも台湾人でカリフォルニア州生まれで、ハーバード大卒。NBAでは初の台湾系で、しかもハーバード大卒。身長も1メートル91と小さい。
それでも、初先発出場から2試合連続で20得点以上の大活躍。これは、NBAナンバー1選手のレブロン・ジェームズ選手が2003年に記録して以来という衝撃のデビューを飾ったからだ。
「リンサニティ」という言葉まで生まれている。これは、インサニティ(狂気)を意味するが、それにリン選手の名前を加えた造語だ。
昨季はゴールデンステート・ウォリアーズに所属したが活躍できずに、契約を切られ、NBA傘下のマイナーリーグにあたる、デベロップメントリーグで1月までプレーしていたほど。まさに、シンデレラストーリーだが、アジア系でもNBAで通用するということを示した。