福島第一2号機が90度超、東電「温度計故障」

 東京電力は13日、福島第一原発2号機の圧力容器底部が、91.2度(午前10時時点)になったと発表した。

 東電によると、温度計は3個設置されており、他の2個は30度台で推移しており、該当する温度計一つが90度を越えている状態だという。そのため、同社は温度計の故障の可能性も疑っている。

 東電は「冷温停止状態」との見方を変えるまでには至っていないが、注水量を増やすなどして冷却を進めている。

 また、この日午前の衆院予算委員会で、細野豪志原発事故担当は冷温停止状態の判断について言及し「変える必要はない」とした。


福島第一原発2号機建屋(東電撮影)

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